真空管交換時には、パワー管にはバイアス調整がいります。プリ管は関係ないので、付けて終わり。
バイアス調整
無信号時に真空管に流れるプレート電流を所定値にするためにバイアス電圧を調整すること、
なんのこっちゃ
ビンテージサウンドさんでは
バイアス調整調整を、水道の蛇口にたとえています。
バイアス電圧は、蛇口の開度
プレート電流は、蛇口からの水量
水道の蛇口からコップに水を入れるとき、蛇口の開度で水量が決まる、
適正開度でないと、きれいに水がたまらない。
コップに水があふれたり、たまるのに時間がかかりすぎたりしないように
適量の水が出るように、蛇口の開度を調整して、コップに水をためる。
これがバイアス調整、
真空管アンプにも、バイアス調整は2種類あり
1. 自己バイアス調整
アンプ自体にバイアス調整機能があるので、調整必要なし。
2. 固定バイアス調整
1)調整型 ほとんどの真空管アンプ、バイアス調整必要
2)固定型 電圧は固定されているので、それに合う真空管をセレクト、
つけて終わり
ビンテージサウンドさんでは逆バイアス調整で、簡単にバイアス調整してくれます。
真空管交換時に、パワー管を送ると、プレート電流を計測して、購入する真空管の中から計測した電流値に見合う真空管を、見繕ってくれます。
多少高価でも、素人には大変便利なシステム、今まではアンプ本体を送っていたようです。
真空管アンプは独特の音色です、一家に一台いかかでしょうか。
雑音のないデジタルアンプがあるのでいらない。それはそうかも。