HAP(ハードデイスクオーディオプレーヤー)について
CD等の、音楽データを、パソコンに取り込み、さらにHAPに取り込んで流すCDプレ
ーヤーいらずの商品です。私の持っているHAPで説明します。
SONY HAP-Z1ES 標準小売210.000+税 2013年発売 絶賛
販売中
格安店舗でも160.000円 中古もあまり変わらない2,3万安い程度
1. パソコンで取り込んだ音楽データを、無線で勝手に取り込みます
2. 取り込んだ音楽データは、出力時にアップスケーリングされ、CDはハイレゾ音源に、ネットラジオ等もCD音源に近づいていきます。ほんまかいな、
CD音源アップスケーリング ハイレゾに近づく
結果 ハイレゾをあまり聞いていないのでよくわからないが、圧倒的にハイレゾ音源、私の耳ではハイレゾ音源は別世界です。
ネットラジオ等アップスケーリングCD音源に近づく
結果 CD音源がいいですが、アップスケーリング音源もなかなかいいです。
では、技術的に、検証しましょう、まず通信速度(bps)の比較です。
ハイレゾ CD ネット Spotify
ラジオ 標準音質 最高音質
量子ビット数 24bit 16bit ― ―
―
サンプリング周波数 96.0kHz 44.1kHz ― ― ―
通信速度 (kbps) 4,608 1.441 128 96 320
注: ハイレゾ規格は、日本オーディオ協会によります。CD規格以上がハイレゾという考え方もあります。CDは、1980年にソニーとフィリップスが共同開発しました。
kbps(キロビーピーエス) 通信速度、データ通信量
1秒間に、送れるデータ量です、
このように、ハイレゾは、通信速度(kbps)もCDの3倍、サンプリング周波数192kHzに至っては6.5倍、さらに可聴域もCD20kHzに対して、40kHz以上と比較になりません。
一方、ネットラジオ 平均音質128kbps、11.2倍の通信速度でCD速度 音楽ストリーミングサービスSpotifyは、普通音質96kbps、15倍の通信速度でCD速度
最高音質320kbps、4.5倍の通信
速度でCD速度
となりますが、ここでSONY Z1-ESのアップスケーリングです。
通常でオーバーサンプリング8倍なので
ネットラジオ 平均音質128kbpsが、1024kbps CD速度 1441kbps
Spotify 普通音質96kbpsが、 768kbps CD速度 1441kbps
最高音質320kbpsが、2560kbps CD速度 1441kbps
となりかなりの高音質となります、Spotify最高音質に至っては、CD通信速度を超えてます。それでもCDの音がいいのは、原音の差で、オーバーサンプリングでアップスケーリングしても、CD原音の音質差を埋められないのでしょう、それでも、Spotifyをメインで聞くので、大満足です。
ネットラジオSpotify等を聞くのであれば、アップスケーリングはおすすめです。
アップスケーリングのみなら、安価でおすすめは、デジタルオーディオコンバーターTEAC UD301-SPです。3万円ほどで下位クラスで、ありながら、192khz(4倍)までアップスケーリング(アップコンバート)します。
最後に、通信速度(kbps)の計算方法です
通信速度(kbps)= 量子ビット数(bit) × 2 × サンプリング周波数(kHz)
オーバーサンプリング(アップスケーリング)計算の間違い
128kbps オーバーサンプリング4倍 512kbpsとはならない、
原音の情報量が違うので、掛け算での数値化はおかしい、
あえて数値化したら、512kbpsではなく、400kbpsでそれ以上は上がらないとか
参考程度です、本当の通信速度は判らない
(2018年11月4日 アマゾンミュージックHDを視聴して訂正)